ＮＯ.12　ホーリーキャンディー　99/08/02

アヤシイ、アヤシイですね。

たぶん、このコーナーで一番アヤシイ。

この名前もちょっとイッちゃってるんですが、

実は完全熟成した１年物。

 

これは、98年に伊豆大島に旅行に行った際に手に入れたもの。

この前ちょっとしたことで、旅行に行く事になり、

その際にカバンの奥底から発見という、いわく付きのブツ。

　

で、このキャンディーを手に入れた経緯はというと…

　

旅行も終わり、伊豆から帰って来た時の小田原駅。

切符を買おうとしている我々に対し、

『ハイハーイ！これこれ！持ってって、持ってって』

と、考える余裕を与えずに、

無理やり渡していったおばさんが数人いたのを目撃！

 

って言うか、俺の手の中にはこのキャンディーが！

そして、アメを渡し終わると、

このおばさん集団が忽然と消えています。

　

忍者ですか？

　

で、アメを眺めつつ

「この暑いのにアメかよー、溶けてるんじゃないの？」

などと思うも、袋を開けてしまうこの俺の悲しさ。(体言止め)

なにやら中に紙が入っています。

　

真の家庭運動

　

こんな太文字フォントが目に飛び込んできます。

なぜアメに真の家庭？

っていうか、あの人達はいったい・・・・？

　

『このホーリーキャンデイーには、ご夫婦のお堅いきずなと

永遠の幸福をお祝いする意味が込められています。』

　

目に飛びこんでくる言葉は、

俺の疑問にはなにも答えてはくれません。

 

しかも誤植だし。

　

よく読んでみると

●男女とも、純潔を尊ぶ『新しい純潔運動』

●家庭で養われた道徳心と、
　 世界に開かれた愛国心に基づく『地球家族の建設』

を目指しているらしいのですが、

なにが言いたいのかよくわかりません。

 

よくわからないついでに、

 

『この目的を実現するためにRev.Moonご夫妻が

提唱された真の愛の家庭理想を基本理念として活動を展開』

するらしい。

 

って、この夫妻はいったいなんでしょう・・・・・・・・？

Revが名前で、Moonが苗字でしょうか？

でも、これじゃあ夫妻じゃないし。

謎は深まるばかりです。

　

なにやらある種のオーラをまとっている

このアメを開けてみるのもアレなので、

近くにいたコロスケに一つあげてみたところ、

美味しそうに食べていたので、

大丈夫なようです。

　

　

「こんな面白いブツはめったにない、

近所の友人達にも分けてやろう」

なんて仏心を出して持って帰ってきたのですが、

すっかり忘れてました。

 

 

ついでに、取り込んでみたので、気になる人はこちら　１・２

 

デ、いったい彼らは何者だったんだろう…？(ﾟДﾟ)？？