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緊急特集!『もじゃもじゃペーター』

画像&翻訳 c1999 玲奈

 

 

うかつだった!

 

今までこれを知らないで過ごして居たなんて・・・・・。

 

迂闊だった!

 

これを知っていたら、俺の人生はどれだけ豊かになっていただろうか!!

 

って、そんなことは無いんだが、

俺にとって、これを知ったと言う事実は驚愕に値し、

今までこれを知っていて、俺に知らせてくれない人達は、

なんで教えてくれないんだコンチクショー!

 

む、文章が崩壊している。

 

さて、思わずそう叫ばせてくれる『もじゃもじゃペーター』。

詳しく言うのは後でってことで、まずは↓のヤツを熟読してもらいたい。

 

 

 

指しゃぶり小僧のおはなし

 

「コンラート!」 ママが およびです

「ちょっと おるすばん おねがいね

 ちゃんと おとなしく いいこでね

 ママが おうちに かえるまで いいわね コンラート 

 よくおきき! おやゆび しゃぶっては だめよ

 (中略)

 

 

 

 

 

 

さあて ママが でかけたとたん

あらら おやゆび おくちへ ぴょん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ばたん!そのとき ドアがあき

めにもとまらぬ すばやさで したてや ひらりと とんできた

 

 

 

だれだ貴様!!

 

 

一応この絵には

 

 ゆびしゃぶりこぞうを みつけたぞ

 ちょっきん! ちょっきん! いたたたた!

 おやゆび はさみで ちょっきんな  (中略)

 

って、フレーズが楽しげについています。

でも、親指ちょっきんな はないだろう。

いや、チョッキんなで済まされるレベルじゃあないと思うし・・・・

 

ってか、この仕立て屋はシザーマンですか??

 

しゃきーん・・・しゃきーん (byクロックタワー)

 

親指しゃぶった瞬間に『ひらりと』飛んできたわけですから、

母親からの刺客と考えると納得がいきますね。

納得してください。

 

そして、哀れコンラートの今後と言うと…・

 

 

 

ママが おうちに もどってみたら

コンラート しょんぼり たっていた

りょうての おやゆび なくなって

ひとり ぽつんと たっていた

 

 

と、何のフォローもなく、この物語は終ってしまいます。

作者の潔さというか、

『指しゃぶんじゃねえ!』

っていうオーラがヒシヒシと伝わってくる物語であります。

 

 

 

以上、この物語は、ハインリヒ・ホフマン作『もじゃもじゃペーター』の中に出てくるお話。

以前、友人Tの家で、酒を飲みながら話ていたときに知ったものである。

 

グリとグラに出て来る、あの大きな卵のたまごやき

 メチャクチャ美味しそうだったんだよな〜。』

 

と、まったりとした話で、センジュなどと合意しているところへ、

T 曰く 『もじゃもじゃペーターっていう絵本がうちにあってさー、

     そこの仕立て屋が出てくる話が、滅茶苦茶トラウマに・・・・・・・・』

 

『なに〜??そんなにすごいのか・・・・どれどれ…・・』

 

実際見てみると、

仕立て屋じゃなくてシザーマンじゃないですか。

あまりにも美味し過ぎ。

 

ジョセフ・ジョースターのごとく心臓わし掴みにされた俺は、

さっそく図書館に向かうのでした。

 

 

 

WHY もじゃペー

この本、なんでもじゃもじゃペーターって言うの?

って、ちょっと疑問になる人が居るかもしれませんので説明。

 

第1話の主人公がこんな↓なので、

この本の題名が『もじゃもじゃペーター』、略して「もじゃペー」になっているんです。

 モジャモジャだ!

別に怒髪天をついていたり、血管芯が指から出てるわけじゃあないみたいです。

 

髪の毛や爪が伸び放題っていうペーターさんのおはなしです。

作者は絶対、このキャラをノリノリで作ったに違いない。

 

 

さて、もじゃペーの謎もわかったところで、気になるのがシザーマンの挿絵。

他の本などではどうなっているのか、ちょっと調べて見ました。

 

先ほど紹介した挿絵は、御当地ドイツ版の挿絵。

ドイツ版。ほのかに香る外国のかほり。

 

 

んで、その味を残そうとしているほるぷ社は、

 

何故か凛々しいシザーマン。

なんてことで、結構忠実だなあってとこですが

 

 

集英社は

 

←コレ

 

仕立て屋さーん、

胴体まで切りかねない勢いで飛び込まないでくださーい。

 

 

 

その他

日本には、ドイツの童話がけっこう多いのでしょうか??

開国後に、結構歴史的なつながりが有るからかどうか分からないけど、

グリムとかそういった話が、結構有名ですね。

今から2年くらい前に取り沙汰去れたモノとかは、記憶に新しいかも。

『ほんとは恐ろしい〜』ってヤツ。

 

 そういった話とか、昔話みたいなものって、

一部はやっぱり大人が『あそこの森に行くと迷ってしまうよ』、『ここの沼は底無し沼だから』。

 そういったことを考えて、こしらえたモノもあるとおもう。

んで、この「もじゃもじゃペーター」も、その一つではないかと。

 

でも、あまりにダイレクトすぎだよなあ。

 

例えば、『とても悲しい火遊びの話』

これは、一人で留守番する女の子が、マッチの火で遊ぶって話。

 

予想どうり、その火がなぜか髪の毛に!。

 

 

そして完全燃焼!!

 

 

某涙橋を逆に渡るボクサーもビックリの燃焼っぷり。

    ↓

←証拠写真

注意した子猫も泣いてます。

ってか、マッチ一本でここまでの燃えっぷり!!

恐るべしドイツの科学力!(違う)

 

あと、他には雨の日に出かけるなっていうのに、外に出て、

逆メアリーポピンズって感じで傘ごと飛ばされ、

そのまま行方知れずに成ってしまう少年の話。

また、毎日飲むスープを、急に嫌だって飲まなくなった少年が、

痩せちゃって枝みたいになる話とかがあります。(その後にお墓のマークが・・・・・・・・・・)

 

あまりにメッセージがダイレクト。

スープ以外になにか出してやれってツッコミは無しです。

 

 

 

 

もじゃもじゃペーター。

この話を友人から聞いた時には

 

『良くやった!4年近く顔会わせてて、初めて役に立ったぞ!』

 

と、トンでもない暴言を吐きながら大笑いしてた記憶も有りますが、

なんか面白いので、みんなもチェックしてみよう。(って、出来るのか・・・??)

 

 

謝辞

さて、今回の一部画像や翻訳は、

ちびくろサンボの小さいおうち(玲奈さんのページ)を使用させていただきました。

こちらは『プロジェクト杉田玄白』っていう、なんだかビビビッと来るプロジェクトに参加していらっしゃるページ。

このプロジェクト自体は、翻訳をして、それを転載やなにやら、好きなようにして、

日本での翻訳それ自体を底上げしていこう』って運動みたいです。

細かいニュアンスとかが、日本語で表現できるように成るってのは、やっぱりすごいです。

 

 


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