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グッとくるグッズ紹介コーナーNo.17

以前『グッズ』のコーナーで載せていたテキストです。
今回はNo.17をご紹介!


NO.17 食いもんキーホルダ 99/12/30

この題名からだと、さっぱりわけわからんだろうけど、

左の画像を見れば一発でOK!

そう!イカです!

漢字で書くと『烏賊』!!

 

漢字は日本の文化!

ゲエ!読めねえ!

 

一瞬『海賊』に雰囲気が似てる?

とか思ったりした人~。いますか~?

ボッシュートォ―――――!

 

いくら坂東栄治が居ようが、元イイトモ青年隊なヤツが居ようが、

黒柳徹子が問題知ってようが、ボッシュート。

ててっててっでぅ~ん!って感じだ。

でもこの際、徹子はあまり関係無いので、

ほっといて、本題に入る。

 

このイカ、ヨーク見て。チェーンがついてるでしょ。

そう、これはれっきとした『キーホルダー』。

昔の俺みたいな、

親が共働きな鍵っ子の役に立つのはもちろん、

カバンに付けて持ち歩けるんですよ!だんな!

しかも、

実際これをカバンに付けて

持ち歩いていたので実現可能。

 

そんな魅力いっぱいの『イカ』を見つけたのは、

だいたい4年くらい前の佐渡島。

佐渡島は、

ちょっと昔まで

人が流されていた場所だけはあって、

なにか本土とは違った空気があった。

 

それはたとえば、

『スピード違反1万円、佐渡ワカメ800円』

なんていう、

交通安全標語なのか、広告なのかわからないブツ

当たり前の様に道路脇に立っていたり、

 

佐渡おけさを踊ってる人の形をした

電話ボックスがあって、

はっきり言って恥ずかしいので電話したくなかったりした

土地である。

 

そして、このキーホルダー。

鮮魚関係がウリの佐渡の土産屋で、

こんなものが土産として売っていた。

周りが魚臭いので、なんとなく納得して購入。

他に、カニの手をかたどったモノや、

メザシの形をしたものをGETして東京に帰国

そのうち二つは友人の土産として採用したが、

メザシの出来はあまりにも秀逸で、

そこらに置いといたら猫まっしぐらな出来であった。

 

 

で、その後、調子にのって、

渋谷のハンズで似たようなものを購入。

たこ焼きたまご寿司。

←たこやきー

←SUSHI!!

調子にのって買ったせいで、値段見るの忘れてたよ。

二つで2400円!

 

ゲエ!高けえ!

 

『こんなんで何でそんなにするんだよ!

暴利だ!資本主義に魂を売った悪魔だ!

コレだから、都会の色に染まったヤツは嫌いなんだ!新宿警察24時!』

 

しかし、その叫びは、この都会では空しく響くだけであった。

 

 

 

…で、こんな形のキーホルダー、はっきり言ってかさばります。

いや、これはもうキーホルダーではない気もするが、まあいい。

 

だいたい、本来はコレ

『ショーウインドー用に作って失敗したものを、外人の土産にした』

ってのが始まりみたいなんだけど、

俺みたいにツボに入った人がいたんだね、きっと。

みんな、『コレすげ―ジャン!!?』とか言いながら

思わず買っちゃうんだけど、

実際使おうとすると、

これほど難しいものはないって気づくのね。

 

 

で、いまはこのイカ、おれの筆箱にくっついてるんだけど。

邪魔で邪魔で仕方がないのな。イカだし。
   

 
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