DARK SEED

                STORY(なげぇ!)

 

こんなのがサターンのCDジャケット。

はっきり言って気持ち悪いかも。

そんな気がして手を出せなかった君もあなたも大丈夫。

ダークシード(セガサターン版)の大紹介だ。

 

ってなことで、変な格ゲーだしたために

このゲームのレビューをしなけりゃいけなくなった元だ。

 

とりあえず説明書を読んでみよう。

パラパラ…………。

なんか「ダークシード序章」ってのがあるねえ。

いわゆるストーリーだね。

 

パラパラ…………。

げげえ!!これ見ると

「ちょっとやってみようかな」

とか思わせるほどのストーリーだ!!

 

では早速サターンにCD食わせてやってみるか…

 

だまされた!!

その間0.2秒!!

 

ここにだまされたと思った瞬間の画面を後悔公開。

↑だまされた瞬間を悟る画面

 

ボタンを押したら

いきなりヒゲ親父の頭になんかうめこまれてます。

 

こんなにイヤーな画面はかなり久しぶり。

って言うか何度も見たくない。

OPからスタートボタンを押すまでは平和だった…(遠い目)

 

で、このひげオヤジ(以下マイク)は、こんなイヤーな夢を見て目が覚める。

めちゃ目覚め悪いやつです。

 

その後、「頭がイターイ」(音声出ます)と、

ゲーム中、変な声で、しかも英語で何度も叫びつづけます。

あんまり何度も叫びつづけるんで、

こっちが頭痛いわあ!!

 

と、トップブリーダーが公園で犬とたわむれるよろしく

CDが飛んでいきそうになるのをぐっとこらえてプレイ。

 

このゲームはマウスクリック方のゲームで、

画面中をくまなくクリックしていけばクリアできる

………はずだよね、普通。

 

何をやっていいのか

さっぱりわかりません。

 

で、「ここか?ここか?ここかあ!?

と、画面をクリックしまくるも、

 

「こんなところを探してどうするのだ。」

「こんなところは汚くて触りたくない」

「頭がイターイ」(音声出ます)

 

ぐあああああああああああ!!!!

やってられるか!

頭痛で死ね!ドーソン!

 

マイクが「頭イターイ」とか

言うのを押さえる「アスピリン」を探すのに、30分はかかったよ。

 

で、一応苦痛(自分の)を和らげて、

さあゲームだ!(今までのはゲームと思いたくない)。

 

でもやっぱり何やればいいのかさっぱりわかりません。

で、部屋をうろうろ。

↑うろうろするしかないドーソン

 

ずっとうろうろしていると、このゲームのひとつの特徴でもある

時間制限というものに出会う。

画面クリック型のアドべンチャーなのに時間制限があるというのは

まさに画期的。

ドーソンくんは、夜の九時を過ぎると、

 

「眠くてしょうがない、もう寝る!!」

 

といって、リビングルームだろうが街中だろうが墓場だろうが

どこでも寝やがります。

そのくせ毎晩最初のような悪夢を見せられるので最悪です。

 

で、二日目くらいに元は「外に出られる」という事実に気付きます。

で、外に出るんですが、

このドーソンくん。

「シャワーを浴びないと人前に出たくない。」

と、ナメたことぬかした挙句、店に入ってくれません。

 

君、頭に何か埋まってるよ。

と、やさしく話し掛けてやりたくなります。

 

ここで「朝まず起きたら頭痛を治すアスピリンを飲んでシャワーを浴びる」

という日課が出来上がります。

が、制限時間が3日しかないので残り一日です。

で、シャワーを浴びて、入れるようになった店をあさっていると、

警察署に出くわします。

いっちょ入ってやるか。

そう思ってはいると、誰も居ません。

しかも、無造作に壁に銃がかかっています。

「これで、俺の頭に何か入れやがったヤツらを

 コッパミジンコ!!」

とかそう言いながらドラクエ世代の僕らは迷わずそれを手にしますね。

 

いろいろ周って次の日、日課を済ませて

「あと一日しかナーイ!!」

とか言いながらドーソンが家を出ると、

「ドーソンくん、ちょっと来てくれ。」

と、家の前に待ち構えていた警官どもに有無を言わさず連れていかれ、

独房にたたっこまれます。

ええ、銃を盗みましたからね。当然ですね。

 

で、何もできず3日目は過ぎ、ゲームオーバー

ゲームオーバー時には、

ドーソンの口からエイリアンが出てくる画面になり、

再ゲームの意欲を根こそぎ奪った挙句、

デザイン担当のギーガーをも

恨めしく思わざるを得なくなってきやがります

↑GAMEOVER! 最悪だ!!

 

はあ、これ以上やりたくねえ。

そう思った頃、天からの助けか、説明書に禁断の章というのを発見。

早い話が完全攻略および最短ルート。

これさえありゃあ他になーんもいらないという代物。

こんなもんがゲームの説明書についてるって事から

このゲームがどれくらいクソ…ゴホゴホ。

と、愚痴はいいとして、以下抜粋してみたい。

 「アスピリンをのみ、シャワーを浴びると、図書カードが必要になる。

<禁断の章の冒頭より>

 

別にゲーム上では、そんなことは一言も言いませんが、図書カードが必要ならしいです。

文章的につながってませんが、気にしちゃいけません。

 

「カーソルでコートのポケットを数回クリックすると、図書カードが見つかるだろう。」

見つかるか!!

 

大体このコートは、ドーソンが「汚くて触りたくない」

といってこっちにケンカを売ってくるような代物だ…・ブツブツ・・。

 

「ロープが見つかったら、バルコニーにあるガーゴイルの像に結ぼう。

これでここから家の外と行き来できるようになった。

 

玄関から外に出ろ!!

マイクドーソン!

ちなみに、このロープは3日目の警官につかまらない様に、

裏口から出られる様にするため…。  でもなあ…。

 

「図書館では司書の前の床に落ちているヘアピンを拾わなければならない。

しっかり見て、ほら、あった

 

わかるかこんなもん!!

 

↑矢印のとこの1ドットの白いブツがヘアピン

 

「ほら、あった」じゃないだろ!!

 

 

他に、独房に閉じ込められたときに出られるように、

刑務所脱獄カードなどというすごいものが必要だったり、

(しかも、それをくれるのが、隣に住む弁護士

 

刑務所に閉じ込められたら、

ベットの枕もとに手袋とヘアピンとお金を隠しておかないと

ダークワールド(あちらの世界)に行った時に

口からエイリアン出さなきゃならない運命になったり、

 

ダークワールドにわざわざ行って、

もってきた重要アイテムが「スコップ」だったり(買えよ、ドーソン)、

 

墓を調べようとすると、「死んだものを侮辱するとは何事か!!」と激高するドーソンだが、

墓を掘ろうとすると、「掘るにはスコップが必要だ、」

と、急に冷静になるドーソン。もう壊れてます。

 

こんなかんじでゲームが進んでいくので、先読みに先読みができる人じゃないと、

この説明書なしではクリア不能でしょう。

 

って言うか、この説明書がないとクリア不能。

説明書無しで中古で買ったら負け同然。

コンボで口からエイリアン出しまくること請け合いです。

と、こんなゲームですが、クリアした今でも、

高い買い物だった。と思ってなりません。

300円で買ったんだけど。

 

 


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