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12月27日(前編)

この日は、掃除だガルゾin部室な日。

俺が8時すぎに起きて、

「やべえ!!あっちまで1時間半と見てモハヤ遅刻確定!!」

「遅刻遅刻〜。」

焼き立てのトーストをかじりつつ走り出す俺。無論このあと引っ越してきた新しいクラスメートとぶつかってひっくり返る事も可能なのだが、

そんな事してる暇ありません。

10時半近くに部室等に到着。

「ゲエ!!30分遅刻だぜこんチクショー!」

とか思って扉を開けると、そこにはやるせなく一人たたずむ1年のN君(以下デビルマンN)が一人。

手に持ったファミコンのコントローラーがあまりの暇っぷりを物語っています。

しかもゲームが「スペランカー」

2週目クリア!

もうだめです。

それにしてもプレステ、スーファミとあるにもかかわらず、何故ファミコンなのだ?デビルマンN。

しかも「スペランカー」

しょうがないのでまたのんびりしていると、アズモ&センジュが到着。

前々から「この日にやるよ―、10時集合だよ―。」と言っていたにもかかわらず、

やっぱり集まりません。

最早送れることに美学を感じでいるとしか思えない状況に

ぐうの音も出ません。

グウゥ!!

 

約1時間たった時点で1年生2人、ガルゾ3人な状況。

これでは畳があげられません。

なぜ畳があるかは秘密。

で、その頃、電話しといたクロンボが到着。

「ハメられたあ!!」

扉を開けた瞬間叫ぶクロ。

「わあっはっは!!悲しいかな、最早逃れられまいぞ!!俺もな!!

って感じで6人。待ってても来なさげなんで、リミットを11時半まで設ける。

そこまでに来なけりゃこの人数で実行です。

見事誰も来ませんでした。実行。

 

死霊の怨念の掃き溜めのようになった部室を掃除。

どうでもいいが飲みかけのジュースだけはかんべんだ!!

 

そしてそのあと畳を上げたさ!!7人でなあ!こんな時に思うこと、それは

なんでうちは部室棟の最上階なのかなあ・・・。

変な持ち方して肩をつるデビルマンN。最早なすすべ無し。

すべての畳を運び出すとけっこう爽快・・・、じゃなくて畳の下の埃が凄い。

この感動に涙で前が見えません。って、ゼンゼンそんなことなく、

埃が器官に入ってきて、えらい健康に悪影響を与えてくれやがります。クロんぼ死亡。

いつから上げてないんだこの畳は!

下から出てきた新聞には東京オリンピックの文字が踊ってます。

って、そんな事無いですが、かなり古かったなあ。

で、ひととおり掃除して下に敷く新聞紙が無い事が判明。

「ゲエ!!新聞紙がねえ!」「買ってくるか?」

「それはしゃくだ!」

いかにも。

そんな事があって、近くに住んでるコロスケに持ってきてもらおうと電話するが、家にいないどころか、来ちゃいました。

しかも学生なので新聞とってません。

いよいよ手に詰まった頃、誰からとも無く

「大学新聞ならタダじゃん。」というナイスアイデアが!!

よっしゃあ!!いっちょ行ってくるゼエ!!

って感じでガルゾ出動。

速攻ですべての新聞をゲット。いらないくらいもらって来ました。

で、敷き詰めると、同じ顔が分身しているように見えます。これは校長でしょうか?

それはいいとして、この敷き詰め方は次に畳を上げた時に味気ない感動を与えそうで実にいい感じです。

この日は畳を上げるにはぴったりな畳日和。

実際畳なんて上げたこと無いんで、表にするか裏にするかさえテキトウだが。

 ちょっと目を離すと、すぐ陰の下に。実際ひなたに出しといて良かったんだろうか?

昼過ぎ、デビルマンNが近くのJ-ro(仮)と言うラーメン屋に行こうと言い出す。

実はここ、かなりいわく付きの店である。特徴をあげると、

 たのみかたに決まりがあり、端から聞いてるとどうも

呪文を唱えてるとしか思えなかったり

3回食べたら病み付きになるとか言っておきながら、

初めは腹を壊すかもしれない、とか、

これを美味いと評しているのがうちの学校の生徒だけとか、挙げて行くと凄い事になるのでここまでにしておく。

我々ガルゾは、ラーメンの中に薬でも入れてるんじゃないのか?と、

勘ぐったりもしているが、依然食べたことの無い代物。

大体、なぜかいつも人が並んで大盛況。夏の猛暑の中でも長蛇の列。

ガルゾの推測を確信に近づけてくれます。

で、この日はあまり並んでなかったら入ってみよう、と言う事になったのだが、あいにく列ができてました。

ガルゾ生還。

しかし、学校休みなのに何やってるんでしょう。彼らは。

今度食べたら特集しようかな。

 

12月27日(後編)

無事畳運びを終えた我ら。なんか柔道部みたいだ。

OH!!JUDO!! イポーン!!

 

さて、この日はセンジュがクロの家に行くと言うので、そのままそこでガルゾ合宿決定。(俺的に)

AOEをやりながらゴロゴロする。かなり快適だ。

快適ついでにテレビをつけてみる。

なんかウルトラマンティガ(ダイナ?)がやっている。何気なく見ていると、何気なく無茶していた。

話だと、でっかい隕石が何気なく落ちて来るらしい。で、地球防衛郡のなんとかってのが奔走するのである。

で、話変わるけど、最近のウルトラマンって色々あるのね。

これだとウルトラマンが2人出て、なんか仲間割れしていた。なんだろう。

で、元に戻るけど、そんなこんなで地球は大ピンチです。

危うし!!ウルトラマン!!

降ってくる隕石と共に、今度は地底から怪獣が復活。こいつはマグマが入っていてどうのこうので、

倒されて爆発するとそのエネルギーが開放されて、すごいことになるらしい。

地球、またまたピンチ!!

で、怪獣を倒そうとしている赤い方のウルトラマンを(←おいおい、倒しちゃったら凄い事になるぞ)、

もう一方の青いウルトラマンがなぎ倒し、怪獣の背中を引き裂いて開けようとしています。

「おいおい!!痛てえって!!開けるなよお!!」

て感じで、怪獣がウルトラマンにいじめられているみたいだ。

で、無理やり怪獣の背中を開くウルトラマン。

開くとエネルギーが上空へ飛んでいき、見事隕石を爆破!!スゲエ!!)

飛んでいる隕石にぶち当てるとは、さすがウルトラマン。

なんだか一粒で二度美味しい展開です。

そんなウルトラマンでかなり盛り上がるガルゾ。

この番組を見てここまで盛り上がったのは

極地的にここだけではないだろうかとさえ思ったり。

 多いに盛り上がり、夕飯を食いに駅前へ。

途中、古本屋へより、何気なく中を物色。

ライオンハート(byゆでたまご)」が売っている。2冊500円。

ゆでたまごか!!これは買いだろー!!

そう言いつつ買って行く俺。読むのが楽しみだ。

で、帰ってきて昨日のドラゴン太極拳を披露。

ガルゾ大笑い。しかもアズモ大ハマり

銀魔王は我らの合言葉って感じだ。

で、調子に乗ってさっき買ってきたライオンハートを読んで見る。

 

ちょっと調子に乗りすぎたようです。

ラーメンマンに例えるなら、「こりゃひでえ!!即死だ!!」って感じです。

内容としては、世界観はラーメンマンです。以上。

え?分からない?じゃあ説明しましょう。

世の中が荒廃してなんだか暴力が支配しています。ケンシロウ。

で、そんなときに現れるのが伝説の拳士、ライオンハート。ちなみに一子相伝っぽい。

で、主人公は悟空。じゃなくて、やたらドラゴンボールを意識した髪型のヤツで、名前は忘れました。

こやつがご想像の通りライオンハートでしかもまだ目覚めてません。

必殺技は、足版のソニックブームと獅子の捕獲(ししのほかく)。

後者の獅子の捕獲は、相手の手首をつかみ、後ろに引きずる様に投げ飛ばすと、

相手の手足がからまって動けなくなってしまうという、豪快な技。

この技は後述するラーメンマンに教えてもらうのだが、どうやってるのか全くわかりません。

というか、何やってんのかさっぱりわかりません。

まさにミラクル。ゆでたまごに乾杯。

で、主人公のお供として居るのがラーメンマン。

じゃなくて、前代のライオンハート。ライオンハートは世界に一人しか居られません。

で、何故前代のラーメンマンガ居るかと言うと、「勝負に負けたから」らしいです。

で、負けたんで手に鎖をつけて封印し、主人公を育てるのです。

しかし、負けたからって自分から戦わなくなるってのはどうか。

しかもラーメンマンだし。

そんな話でこのマンガは始まり、そのまま終わってしまいました。(俺の中で)

 

さすがはゆでたまごとしか言いようの無いつまらなさが、ページをめくる左手を躊躇させてくれます。

で、そのマンガ、次の日には部室に転がっていることに・・・。

 

 

12月31日

年の瀬も年の瀬、12月31日である。

しかしこれを書いてる現在、新学期も始まろうという季節なのは何故だろう。

もはやこのコーナーは、日記というより、回想録に近いものを感じる。まあいいや。

で、この日、友人と集まって、せっかくだから忘年会をやろうという事になった。

しかし、こともあろうかそのうち二人が死亡。

なぜかって?その事については一日ほど時間をさかのぼって話さなければなるまい(遠い目)。

この一日前はなんにちかなー。(耳に片手をかざして)  そうだねー12月30日だねー

では、その日はなんの日かなー?(ワンモア)そう、そのとおりだね!!

 

この日、臨海地域では12月にもかかわらず、異様な熱気に包まれたという事しか知りません。

その名は、コミケとか言ったっけか。

そう、そんな日だったんです、12月30日は。

前日の夕方(29日)、ゲーセンに行ってたまたまボクサーをやってたところ

「一緒に行かない?」という誘いを受ける。

うーん。なんか行った事ないし、面白そうだし、ネタになりそうだし、

ディープそうだから冷やかし半分にでも行って変なモンでも買ってくかなーとか思って、

すんなりOK.

その日から徹夜だって・・・・・はは。

ビバ!やす請け合い!!

その日家に帰り、行った事のあるやつに電話、やつは

3日レンチャンで徹夜&強行でこの夏死んだ漢だ!!

「どーしよー。徹夜とか、どお?」

「行くな!!オモシロ半分で行くと血を見た挙句、マイクドーソンになっちまうぞ!!」

そ、そんな恐ろしいところだったのか!散々の意見を聞いて、俺様、見送り組に降格!!

夜、12時近くのゲーセンに、大きなリュックをかついだ人々が到着。

友人NOB&F、それにその先輩とかで結構な団体旅行ふう。

なぜか全員見た顔ばっかりだけど。

で、そんな人たちで海浜方面まで行く電車を見送ったのが30日な出来事だった訳で、

31日な本日としては、

「コタツでミカン食いながら、紅白を見ながら行く年来る年でしょうか」

ってな感じでいたつもりが、

コタツでイナゴの佃煮食べながらジャイアントロボだったのは何故でしょう。

 

もう少し詳しく言うと、

Aがジャイアントロボのビデオを持ってきて、

これでテンションあげまくりだあって感じで流してテンションバリバリあがったところで

小林幸子が空を飛んでいました。

って、これじゃあ全然詳しくありませんね。

つまりは、そんな日だったわけです。

 

 

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