====■07/28■===
時間が取れたんで、博物館をうろついてみた。
上野の「テレビゲームとデジタル科学展」。
タイトルにはあるが、デジタル科学という部分はほとんど建前で、
ゲーム機本体の展示が主の展示だったよ。
PONのレプリカや初期のアップル、
パックマンやハングオンのAC筐体があったけど、
中でも初期の家庭用ゲーム機の展示が面白かったっす。
初期の家庭用ゲーム機は、今と比べ性能も低く、
ソフトを入れ替えるんじゃない、単品で完結する機械。
それだけに、デザインにも色々と工夫があって、
コレ↓なんか、見た目もカッコよくて、
「ゲームできなくてもいいから欲しい!」とか、
ゲーム機の存在を疑うような言葉を吐きそうなぐらい。
カ…カッコイイ!(゚Д゚*)
また最近の本体でも、
総額10万を越してるメガLD レーザーアクティブまであり、
展覧会はゲーム機祭りな様相を呈しています。
壁にはゲームウォッチからGBAまでの
携帯ゲーム機が掛けられてており、
その中にPCエンジンGT&LT、リンクスまであるのは
まさに壮観としか言えません。
というか、当時俺の周りで持っていた人が皆無なため
今回が初顔合わせです。コンニチワ。
そんなゲーム興奮冷めやらぬ展示会。
それがゲームの科学展。
でも、パンフレットがニンテンドーとソニーに乗っ取られてて
展覧会のカタログにすらなってなかったのはチト残念。
ファミコン以降のゲームしか扱ってない
提灯記事しかないのはどうかね。(゚Д゚)
この展覧会は8月末までやっているので、気になる方は是非
俺の代わりにアイ・トイ・プレイで遊んできてください。
さすがにアレはムリでした…(´・ω・`)
んで、時間が余ってたのでもうひとつ博物館をハシゴ。
今度は国立博物館の「万国博覧会の美術」展。
欧州で行われた万博で出品された日本の作品、
それに感化され、日本美術を取り入れた外国人の作品など
約500点が鑑賞できます。
最近こういう展覧会は行ってなかったんだけど、
「来年は万博だし!」とか一人ごちて入ったら、大正解。
万博って、凄ければ凄いほど、
金かけてればかけてるほどイイって面があるんですが、
それを一気に集めてるんで、
もうバカみたいに凄い作品ばかりです。
例えば、俺が博物館を見て回ると、こんな感じ。
七宝菓子器⇒ 菓子入れるっつうか金箔貼りすぎ!!
大香炉 ⇒ デケエ! 香炉っていうか塔だ!(゚Д゚)
山水図大皿 ⇒ こ…これがミノタウロスの皿か!? (違います)
と、驚きっぱなし。
芸術云々より、途方もない金を掛け、時間を掛け、
実用の域どころか、芸術の域を突きぬけたバカっぽさが、
ここにあると断言できましょう!
ディスプレイも、狭い通路を抜けた先に
こんなデケエ香炉が置いてあったりするのが上手い。
これのどこで、香を炊くというのか!
そんな驚きと凄さを堪能できる展覧会。
こちらは8月末までやっております。
気になる方は上野まで足を伸ばしてみてはどうでしょうか。